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残業続きの娘が一息つける休日を迎えた。久々に私たち夫婦と3人で昼食に出かけた。昨年末に娘からボーナスの一部で両親にご馳走するというけなげな申し出があった。本人の海外旅行などで延び延びになっていた約束の履行の日となった。
行先は三田の「山里料理・仁木家」である。昨年、家内と二人で行って、ぜひ娘にも食べさせたいと思った蕎麦懐石の店だ。1時の予約で20分前に着いたが、すぐにお洒落な個室に案内された。そば菓子付きのそば茶が出された後、予約の「そば御膳」の品々が次々出てくる。新鮮で甘い有機野菜、お茶漬け風の十割そば、9種の品を盛り付けた八寸、白ネギの焼きもの、海老と蟹のてんぷら、締めのざるそば、デザートとコーヒーである。とりわけ有機野菜と二種の手打ち十割そばは申し分のない味わいだった。
娘はこのところの朝早く夜遅いハード勤務が続いていた。ろくな食事を摂っていなかった娘にとっても久々の美味しさを堪能したようだ。食事の合間には、仕事の話などで会話が弾んだ。娘のビジネスライフの深化が、父娘のギャップを埋めている。来週には娘の韓国出張の慌ただしいスケジュールが待っている。束の間の家族団欒のひと時を過ごした。
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