家内の外泊
2012-09-03


昨日朝から家内がいない。珍しく今日夜まで学生時代の同窓会で淡路島に行っている。我が家では家内の外泊は希有である。ずっと以前に近所のオバサンたちと沖縄旅行に出かけた時と、急な病いで何日か入院した時ぐらいである。
 亭主が嫁の外泊を嫌がっているわけでは毛頭ない。むしろリタイヤ後の夫婦関係は「夫婦はひとり、時々ふたり」とか「放し飼い」をモットーにしている。どちらかといえば本人が同窓会のたぐいに余り乗り気でないようだし、旅行も亭主同伴の方が気楽なようだ。
 そんなわけで、たまに留守をするとなると、留守中のあれこれがいろいろ気になるようだ。亭主の食事やら着替えやら戸締りや。そうしたこまごまをすっかり整えて出かけた。
 昨日の夕方、家内から電話があった。「こっちは今雨やけどそっちはどう?二階の窓締めて洗濯物入れといて」。昨晩、寝る前にリビングの電気を消そうとしてスイッチの傍に貼られた紙切れに苦笑した。「戸締り」と書かれている。ワシャ、子供かッ!どうも亭主の心配だけではなさそうだ。永年の主婦の習性がなせる振舞いと思えてきた。
 今日の昼前から、今度は私が一泊二日の民生委員研修会に出かける。二泊三日の「夫婦はひとり」を味わってもらいたい。
[我が家]

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