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昨日の午後、社協主催の恒例行事・敬老の集いがあった。地元小学校の体育館に校区のお年寄りを中心に１５０名ほどの住民が参加した。いつもは地域の音楽や踊りの同好会による５〜６演目が披露されるのだが、今年は趣きを異にしている。演目は小学校４年生の合奏＆合唱とジャズバンドによるジャズ演奏の２演目に絞られ、その後にお楽しみ抽選会があった。
　子供たちのリコーダー奏と合唱が１０分程度で終わった後、エバーグリーン・ジャズ・オーケストラの登場である。２０歳代から７０歳後半までの２１名ものメンバーを擁して主に神戸、明石を舞台に演奏活動を続けるバンドである。約１時間に渡ってボーカル２曲を含めて「ムーンライト・セレナーデ」や「スターダスト」などのスタンダードナンバー７曲が披露された。合間には高齢者向けの「君こそわが命」「津軽海峡冬景色」などの演歌も演奏された。特に「君こそわが命」は会場からの飛び入りの歌唱が求められ、年配のオジサン二人がビッグバンドの演奏をバックに自慢の歌声を響かせた。
　スタッフ二人が持つ箱が会場に回され、観客に中の三角くじが配られた。この催しで初めての試みであるお楽しみ抽選会である。三角くじにはお猿や、ウサギや、亀などの絵が描かれ、それぞれが１等から４等までの図柄となっている。スタッフが４等から順に１等までの絵柄を発表する。１等と２等だけは舞台前に呼ばれて、分区長から賞品が手渡された。来賓者にも当選者があったりして、初めてのお楽しみ抽選会が和やかに終了した。
　予定よりも早く２時４５分には恒例行事が無事に閉幕した。