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昨日の午前中、自治会総会があった。1900世帯、5300人を擁する新興住宅地の単一の自治会である。西宮市内でも最大規模の自治会と言われている。総会は住宅街の中にある小学校の体育館を借りて開催される。
朝9時半開会時に出席者150名と委任状812名が報告され、会員の過半数による総会成立が宣告された。議長団は、慣例により前々自治会長と前自治会長の二人が選出された。数年前まではそのつど人選していた議長団である。当時3回ばかり議長を引き受けた後、私から当時の三役に提案し慣例となった選出基準が定着した。
今回総会は個人的にも意義深いものがある。3年前の総会以降、毎年発言し高齢化問題の取組みを訴えてきた。昨年総会では議案書に「社協を中心に設立予定の地区ネットワーク会議に自治会として参加する」旨の方針が盛り込まれた。そして今回の総会議案書には第4号議案「高齢化問題の取組み報告」で自治会も参加して福祉ネットが設立されたことが報告され、第10号議案「福祉ネット(高齢化問題)取組み計画(案)」で自治会としての福祉ネットへの関わり方の方針が提案された。他の議案も含めた一括審議・採決で全議案が可決された。
自治会としての高齢化問題の取組みを訴えた3年越しの到達点だった。昨年の総会直後から50前後の女性新会長と懇談を重ね、福祉ネット構想が固まった10月には自治会三役会と協議し、11月には総会に次ぐ決議機関である班長会議で提案承認を経た上での今回の総会決議だった。会長のリーダーシップと手腕にも恵まれた。総会での開会挨拶で多忙で多難な1年間の自治会活動に声を詰まらせていた会長に心から拍手を送った。
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