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花ちゃんたちが帰省した翌日の昼食は三田の「山里料理・仁木家」に出かけた。事前に娘が予約をしてくれていたが、昼食ランチの予約はこの時期は6,600円のコース料理”お昼御膳”一択だったとのこと。娘夫婦にかなり贅沢な昼食をご馳走になった。
12時前にお店に着いた。案内されたのは北側の部屋で大きな窓越しに三田の山並みを臨む田園風景が一望できた。テーブルには11の品数のお品書きと、そば茶と揚げ蕎麦が置かれていた。
最初の料理”旬野菜”が運ばれた。このお店の旬の野菜は絶品だ。初めて口にした時の感動ものの味わいは忘れられない。人参、大根、ピーマン、ブロッコリー等の地場野菜が驚くほど甘い。続いて猪肉、あわび、いくら、だし巻き等の上質の素材をあしらった豪華な八寸が登場する。それぞれが手の込んだ調理で味わい深い。すだちをいっぱい添えた冷製手打ち十割蕎麦が続く。冷えた腰のある蕎麦とコクのある出汁が食欲をそそる。粉山椒がよくきいたぶり大根は素材の良さを濃厚なタレが引き出している。和えもの、鉢ものに続いてメインの黒毛和牛とキノコのすき焼きがテーブル席で仲居さんの調理で提供される。口の中でとろけるような柔らかいお肉を愉しんだ。最後の料理はざる蕎麦と天ぷらで、手打ち十割蕎麦と舞茸とよもぎの天ぷらが配膳された。締めのフルーツ、抹茶ケーキ等のデザートにコーヒーを味わって贅沢な昼食を終えた。
12時から13時45分の時間をかけた昼食だった。11品目もの料理が完食できるものかと心配したが少量多品目と適度な間隔の配膳が全員の完食をもたらした。最後にスタッフの男性に家族5人の集合写真を撮ってもらいお店を後にした。
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