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花ちゃんたちが帰省した翌日のことだ。早朝ウオーキングから帰宅した時、リビングのテーブルに見慣れない真新しい本を見つけた。「5分後に意外な結末」というタイトルの350頁もある分厚い本だ。てっきり娘の読みさしの本だろうと思った。
しばらくして起きてきた娘に訊ねた。「こんな本を読んでるんか?」という問いに返された答えは「意外な答え」だった。「花が読んでるんや。シリーズものでもう3冊ほど買わされたわ」。
花ちゃんが読んでいるという本に興味をそそられて頁をめくってみた。作者の異なる26編の短編小説が収められている。ネットで調べてみると学研が発行する「児童文学」のジャンルに属する本だった。小中学生に人気の短編集のようだ。
起きてきた花ちゃんにも訊ねた。「この本面白いか?」「面白いで。もう三冊も読んだ」。
児童文学の短編小説とはいえ、孫娘が自分で選んだ小説を読むようになったことを喜んだ。
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