先日、近所の大衆理容で散髪した。前回以来、ちょうど1カ月半ぶりで、この間隔は不思議と一定している。同じ人間の髪の生え具合なのだから当たり前といえば当たり前かもしれないが・・・。
前回同様、「角刈り位に思い切り短く刈り上げて!」と注文した。そして仕上がったのがこれまた前回同様「丸刈り+アルファ」のヘアスタイルである。この詳細は前回にも「カミガタのお笑い」と題してこのブログの自虐ネタで更新した。
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今回のブログネタは、前回の続編と言える。その夜の入浴でのことだ。タオルに石鹸をつけて顔を洗っていて気がついた。顔や身体を洗った後、あらためてシャンプーで頭を洗うのが永年の手順である。ところが丸刈り頭の短かく薄い髪の毛になって顔と頭の境目が判然としなくなった。果たしてわざわざシャンプーで洗うほどの髪の毛だろうかとも思ってしまった。とはいえ永年かかって築き上げてきた慣習をひっくり返すにはちょっとした決断が要る。逡巡の後、「エエ〜イッ」とばかり、石鹸のついたタオルでゴシゴシと頭をこすった。意外と爽快である。境目のない遠近両用メガネをかけたようなものだ。だいいち手間がかからない。そもそも身体と頭髪を異なる洗剤で洗うというのは洗剤メーカーの陰謀ではないかと疑ったりした。以後、石鹸付タオルが薄く短くなった頭髪を徘徊している。
「上方のお笑い」ならぬ「髪型のお洗い」の自虐ネタ第2弾である。
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