墓参と兄弟懇親
2018-09-22


郷里姫路の名古山霊園に墓参した。高速道の思わぬ渋滞で予定を大幅に遅れて到着した。8月のお盆の墓参から間もないこともあり、墓掃除は短時間で済んだ。お参りを終えて加古川の弟宅に向かった。
 お盆の墓参時にも弟宅を訪ね久々に懇親した。その際年一回は昼食を囲むことを約し、お彼岸の墓参帰りに会食をすることになっていた。
 予定より20分ばかり遅れて弟宅に着いた。難病が進行している弟は既にマイカーを断念し、介護生活のとば口にいる。玄関前で弟夫婦と合流し、最寄りのJR駅前の懇意にしているらしい料理屋さんに向かった。
 30分遅れの到着だったが快く迎えられた。予約の和食が運ばれて会食が始まった。話題の中心は弟のデイサービス体験記だった。肉親の介護は誰の介護の話題よりも切実で身につまされる。「デイサービスを利用するということは本人のためというより日頃世話をかけている介護者のためだということが利用して初めて分かった。施設側はそのために利用者の満足を得ようとせいいっぱい努力する。利用者が再利用しないということはそのまま介護者の負担に直結する」。
 その点利用中の施設は画一的サービスを抑え、可能な限り利用者の選択肢を提供しているとのこと。食事もバイキング形式で好きな物が選択できる。色んな趣味の会もあり、カラオケ好きの弟は施設のカラオケ大会にも出場し入賞したという。
 一足先に介護生活を始めた弟の過し方は自分自身の近い将来の貴重な情報をもたらしてくれる。
[我が家]

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