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民生委員の高齢者実態把握調査を通じて担当地区の認知症発症の増加を痛感した。認知症がらみの相談件数も増えている。認知症についての専門的な勉強をしておきたいと思った。何度か受講した認知症サポーター養成講座はサポーター養成というより認知症入門講座という色合いが強い。サポーター養成講座の講師役を養成するための講座としてキャラバン・メイト養成講座がある。こちらは専門的で体系的な講座のようだ。１年ほど前から受講申し込みをしていたがコロナ禍で延期が続いていた。
　１月になって２回に渡って開催される講座の初回がようやくオンラインで開催されることになった。開催に当たって事前にZOOMのミーティングIDとパスコードがメールで送信され、講座用テキスト等の大部の資料が郵送された。また今回の受講者数は地区の地域包括スタッフを中心に２６名とのことで、予想外に多いと思った。
　テキストにザッと目を通した。６時間に及ぶカリキュラムで認知症と認知症サポーター養成講座の運営とキャラバンメイトについての体系的な学習が組まれている。さすがに地域で認知症講座の講師役を果たすうえでの本格的な講座である。