�禺画像]
地区社協の研修部が主催する福祉講座が開催された。テーマは”スマホ勉強会”である。かねてから地区社協内でも高齢者にも普及してきたスマホの講習会開催を望む声が出ていた。研修部会で検討した結果、専門家を講師とする一般的なスマホ講習会では結局初心者には身につかないのではないかということになったようだ。そこで講習会スタイルでない身近な住民同士でワイワイガヤガヤと学び合うスタイルの勉強会となった。
　１時開催の会場のコミセンには２０名余りの参加者が顔を揃えた。スマホを使いこなしている上級者からそこそこに活用している中級者、始めたばかりの初心者という顔ぶれだった。中には地区社協役員のお母さんに頼まれて講師役として参加した女子高生の姿もあった。社協のイベントでは見かけたことのない顔ぶれもあり、このテーマの潜在的なニーズが窺えた。
　勉強会は最初にスマホのＷｉ-Ｆi設定から始まった。会場のＷｉ-Ｆi環境は自治会によって昨年秋に整えられたばかりだ。初心者と一緒に四苦八苦しながら自治会の導入パンフ記載のパスワードをＷｉ-Ｆi設定画面に入力した。これで何とかインターネットが接続できた。
　続いてQRコードの読取り方、LINE設定とメールのやり方等を学んだ。三テーブルに分かれてそれぞれに上級者から個別の指導も行われた。
　講師のいないワイワイガヤガヤの２時間の勉強会が無事に終了した。マンツーマンの学び合いが基本の勉強会は、初心には格好の学びの場になったと思われた。