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地区社協の初めての多世代交流イベント”ぬくもりフェスタ”をようやく開催にこぎつけた。果たしてどれだけの皆さんに参加頂けるか懸念していたが蓋をあければスタッフを含めて176名もの来場者が会場を埋め尽くした。
10月末発行の広報紙「ぬくもり」で1面全面に異例の案内に特化した記事で告知した。20数名の役員の皆さんの玄関先にポスター掲示をお願いし、公園やゴミステーションにも掲示した。こうした万全の事前広報が奏功したようだ。
今回初めて地区社協の会費会員の皆さんに感謝の気持ちを形ました。360人の会員宅に役員が手分けして案内状をお届けした。また今回新たに作成した「ぬくもり会員」のステッカーを同封するとともに、案内状の封筒持参の方には会場で障害者作業所特性のクッキーをお渡しした
大勢の役員たちの前日と当日早朝からの事前準備を終えて、10時の開会を迎えた。来場者は会場のコミュニティセンターの入口前に陣取ったポップコーン売場を目にする。ワンカップ50円のポップコーンは60人の皆さんの格好のおやつになった。
入口の受付で記帳の後、メイン会場の1階会議室に入室。左手奥の壁一面に吊るされた横断幕「ぬくもりフェスタ(社協感謝祭)」が嫌でも目に入る。子ども連れのお母さんたちにスマホカメラでの格好のインスタ映えの素材を提供する筈だ。横断幕前には子育て支援部が運営するゴム鉄砲や絵本や遊具を備えた子ども広場のマットスペースが確保されている。反対側のスペースは8脚のテーブルが並ぶ地域交流部の”ふれあい喫茶”コーナーである。順繰りに入れ替る利用者に引き立て珈琲とお菓子が提供され、多世代交流の貴重な寛ぎの場になっている。10時半からは高齢者福祉部が企画した”けん玉教室”が始まった。講師がけん玉の多彩な技を披露しながらその楽しさを伝える。会場には高度な技が決まるたびに歓声と拍手が巻き起こる。メイン会場横のホールはボランティアセンターの紹介コーナーだ。安心キットの展示や活動紹介パンフが並べられている。
階段を上がると正面の壁に募金事業部労作の巨大な黄色いパネルが待ち構えている。太い幹の樹が左右に枝を広げて描かれている。各枝には7つの事業部とボランティアセンターの活動紹介がシートにコンパクトにまとめられている。
パネル左側の会議室は白板で仕切られ、手前には壁面に各部のパネルが展示され、真ん中は募金事業部のチャリティバザーのバザー品がテーブルに所狭しと並べられている。スタッフ作成のキルトの手づくり品等を始めご婦人たちの人気は高く2.7万円ものお買い上げがあった。仕切りの奥では広報部のスライドショーが上映されている。地区社協の組織と活動が画像と動画とナレーションで分かりやすくビジュアルにに紹介されている。
パネル右側の印刷室は研修部の高齢者向けのスマホ関連の支援コーナーである。スマホ教室では学生2名によるスマホ操作の説明がある。スマホ相談は”スマホドクター”の事業を営む北六甲台出身者による契約内容の見直しや機種変更の注意点などのスマホの困りごと相談である。
1階和室ではプチ屋台が開店している。上山口ふれあい喫茶の代表が創意工夫した焼きそばパンと肉巻きがスタッフによって提供され来場者の食欲をそそった。焼きそばパン42個、肉巻き71個という想定外の販売数が美味しさを裏付けていた。
10時開会のフェスタが大勢の来場者が相次ぐ中であっという間に3時の閉会を迎えた。42名の社協関係者のかつてない力のこもった取組みが運営を支えた。後片付けを終え、残ったスタッフが記念写真に納まった。
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