[画像]
知人が山口センター4階会議室で「ITリテラシー向上のための講座」を開講した。9月迄の6回にわたる講座である。その3回目の講座「スマホとPCのアプリ」を9人の受講者と一緒に受講した。
講座の冒頭に、通信の新たな流れとして「光ファイバーから衛星通信へ」という通信環境の変化が語られた。光ファイバーは、物理的なケーブル設置が必要だが、地上と人工衛星間で情報をやりとりする衛星通信は速度は光ファイバーに劣るものの、地上のどことでも通信可能であり災害時の通信に威力を発揮するという。
講座のメインテーマはスマホ活用の多様な解説だった。虚偽情報、悪口情報、自身の個人情報等の公開や著作権や商標権を侵害する情報の公開等を行わない等のスマホ活用のマナーやルールが解説された。
今回の講座で興味深かったのは便利なアプリの紹介だった。そのひとつに「スマートタグ」がある。スマートタグは、通信技術を利用してスマートフォンやタブレットと連携できる便利な機器で、財布や鍵などの貴重品に取り付けて紛失防止や位置追跡が可能になる。認知症発症者の外出時の位置特定に活用できそうだ。
もうひとつ関心を持ったアプリがGoogleLensだった。スマホのカメラで映したものを瞬時に判断し情報の提供や検索をしてくれる機能である。散歩途中で見かけた珍しい花や野鳥の名前を知りたいと思った時に使えそうだ。
ITに関わる知的好奇心を満たされる90分の講座を終えた。
コメントをする